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【お金の歴史】パート① <物々交換 〜 金貨・銀貨・銅貨(金属貨幣)誕生 編>

レッスン1 お金ってなんだ?💴 続編 

 

【お金の歴史💰】

 

1、物々交換

 

海の近くで暮らす人と山に暮らす人ではそこで取れるものが違いますね。

 

海で魚や貝などは取れるけど、山では取れない。

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山で木の実や動物(肉)、野菜などは取れるけど、海では取れない。

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そこで、その地域では取れないもの同士を交換しあおうということになり、例えば『サンマ5匹』と『大根5本』を交換する、というようなことをしたわけです。

 

ただ、物々交換には問題点がありました。こんなパターンです。

 

〈登場人物〉

・海の近くにあるイソノ村の村人:海太郎 

 

・山の中にあるクマダ村の村人 :山次郎 

 

 

海太郎が『サンマ5匹』、山次郎が『大根5本』を持ち寄りお互いが持っているもの同士を交換しました。

 

交換が無事終わった後に、山次郎が「次回もサンマ5匹欲しいから、また大根5本持ってくるのでお願いね〜!今度はイソノ村まで出向くからさ!」

 

と海太郎に言って別れました。

 

そして、山次郎は約束した日にイソノ村へと大根5本を持って行きました。

 

ところが、海太郎のところへ行ってみるとこんなことを言われてしまいました。

「今日はサンマ取れなかったから、カニ3匹と交換しない?美味しいよ。」

 

山次郎は「家族にはサンマ5匹持って帰るって言ってきちゃったなぁ。でも、わざわざイソノ村まで出てきたのに、何も交換しないで大根5本持って帰るわけにはいかないなぁ。」

と思い、仕方がないので『大根5本』と『カニ3匹』を交換しました。

 

そして今度は海太郎が「次回も大根5本欲しいから、サンマ5匹もしくはカニ3匹のどっちかを持ってクマダ村へ行くからお願いね〜!」

と山次郎に言って別れました。

 

そして、海太郎は約束した日にクマダ村へとカニ3匹を持って行きました。

 

ところが、山次郎のところへ行ってみるとこんなことを言われてしまいました。

 

「ごめんよ!今日は大根5本取れなかったから、鹿の毛皮1枚と交換しない?食べ物じゃあないんだけど、着るとものすごい暖かいんだ!役に立つと思うよ。」

 

海太郎は「家族には大根持って帰るって言ってきちゃったなぁ。でも、わざわざ山まで出てきたのに、何も交換しないで帰るわけにはいかないなぁ。役には立つものみたいだから、持って帰るしかないか。」

 

と思い、仕方がないので『カニ3匹』と『毛皮1枚』を交換しました。

 

結局、『サンマ5匹』は『大根5本』でもあり『カニ3匹』でもあり『毛皮1枚』でも良い、というように交換したいものがその都度変化していきました。

 

このように物々交換はお互いが「欲しいもの」と、「欲しい数」を毎回合わせることが難しく、仕方がないからということで交換してしまうことがあったのです。

 

♬し〜かたがないから♬お〜てがみ書〜いた♬さっきの手紙のご用事な〜に?♬

 

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これが続くと次第に海太郎、山太郎ともにある思いが生まれます!

 

「交換用の物を持って行ってるのにいちいち違うものに変わっちゃうのは面倒くさいなぁ!」

 

何か身近にあるもので代用できたりしないものだろうか?

 

「貝殻とか石とか?いいかも。交換するための数も決めてみようか?😄」

 

ポイント:始めは「お金」というものはなく「物々交換」だった

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2、貝殻・石

 

物々交換の問題点を解決する為、考えられたのが貝殻や石を交換材料に使うことでした。

 

これなら物々交換の問題点であった「欲しいもの」と「数」を合わせることが出来そうです。

 

・『サンマ5匹』→『石 5個』

・『大根5本』 →『貝殻5個』

・『カニ3匹』 →『石 3個』

・『毛皮1枚』 →『貝殻10個』

 

他にも◉◉であれば貝殻◯個、▲▲であれば石◯個というように交換するものに合わせて「数」を決めるというルールを作りました。

 

海太郎、山次郎は互いに「いやぁ物々交換よりもだいぶ分かりやすくなったよね!」と大喜びです。

※ちなみに交換の材料とされた貝や石などのことを「物品貨幣」と言います。

 物品とは物のこと、貨幣はお金です。

 

そして、すっかりこのルールに慣れてきた頃にこんなことが起きました。

 

山次郎がふとこんなことを思いついたのです。

 

「いつもは村で石を用意してから袋に詰めてイソノ村へ持って行ってたけど、めんどくさいな。石なんてそこらへんにあるし、しかも大量に持っていけばイソノ村でたくさんのものに交換してもらえるぞ!よし!石ころを拾い集めながらイソノ村まで行こう。」 

 

こうして山次郎は大量の石ころを拾い集めながら、イソノ村へと辿りつきました。

イソノ村まで来た山次郎は海太郎に向かってこう言いました。

 

「ルール通りに石いっぱい持ってきたから、交換出来るだけのものと全部交換してよ!」

 

海太郎は少し困ってしまいました。

 

なぜなら、今回はいつもと違いなぜか山次郎は大量に石を持ってきています。

 

ルール通りに全部交換してしまうとせっかく今日取れた分の食料はほとんど無くなってしまいます。交換することでイソノ村の人達は今日の分のご飯を我慢しなくてはなりません。

 

 断ろうともしましたが、山次郎に「ちゃんとルール通りに持ってきたんだから、交換してもらうよ!😁」と強く言われ、仕方なく交換したのでした。

 

後日、今度は海太郎が「前回は大変だったなぁ。よぉし。海辺で貝殻を大量に広い集めてクマダ村へ持って行ってやる!そしてありったけの物と交換してやるぞ!😝」

 

と行って仕返したのでした。

 

このやりとりがしばらく続きましたが、さすがにお互い疲れてきてしまいました。

 

そこで、ルールを見直そうということになったのです。

 

どこにでもある貝殻や石ではなくて、なかなか見つからないような希少なもの、みんなが欲しがるようなものと交換した方が良いのではないか?

 

そうなると珍しいもの。そこらへんゴロゴロあるようなものではないものは何にしたら良いだろうか?

 

 ※出てきた会話内容はイメージを分かりやすくする為に作ったものですが、「石のお金」に関してはまた別の機会にちゃんと書こうかなと思います。

 

ポイント:初めての「お金」は「貝殻」や「石」だった

 

豆知識:お金に関する漢字に「貝」という字が多く使われてるのは初めてのお金が貝だったから。(貯金の「貯」、財宝の「財」、贈与の「贈」など)

 

 

3、金貨・銀貨・銅貨(金属貨幣)

 

珍しいもの、希少なものとはなんだろうか?

金属、特に金、銀、銅などが良いのではないだろうか?

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 こうして新しく金属を使った貨幣

「金貨」や「銀貨」「銅貨」といったお金が誕生しました。

 

銅貨はあんまり聞き慣れないかもしれないですが、「金貨」「銀貨」となると

 

聞き馴染ありますね。

 

金属も「物」なので「物品貨幣」であることに変わりはないのですが、「金属貨幣」と言われるお金の時代へと突入したのです。

 

ただ、これも最初のうちは金や銀の塊をいちいち重さを測って取引をしていました。

取引ごとに重さを測るのは大変です。

 

どうにかならないだろうか?

 

ポイント:貨幣は希少なものでないといけないという考えから「金属貨幣」の時代になった!「金属貨幣」の始まりは取引のたび重さを測って使うという不便さがあった。