レッスン1 「お金」のこと説明できるかな?
突然ですが「お金」ってなんだと思いますか?
簡単な問題を出していきますので、答えてみてください。
Q:お財布の中に入っている千円札。それはお金ですか?
A:お金です。
Q:貯金箱の中に入っている100円玉。それはお金ですか?
A:お金です。
これは簡単。楽チンですね。どちらもお金です。
では、次の問題です。
Q:千円札と100円玉ではどちらのお金の方が高いですか?
VS
A:千円札です。
これも簡単でしたね!?
余裕です。楽チ◯コです。
では、これはどうでしょう。
Q:千円札と100円玉の素材はそれぞれなんですか?
A:千円札→紙。 100円玉→(白)銅
※正確には若干材質に色々な素材が含まれていますが、ここでは概ねの材質です。
Q:紙と銅ではどちらの方が高いですか?
VS
A:銅
あれれ?
なんだか分からなくなってきましたね。
では、最後の問題です。
ちょっと難しいかもしれません。
Q:紙より銅の方が高い素材なのに、なぜ銅で出来ている100円玉の方が紙の千円札より安いんですか?
VS
A:・・・・・???
・・・どうでしょう?
ビシッと答えられますか?
答えられなかった人はお父さんお母さんにも同じ質問をしてみてください!
ついでにこんなのも一緒に聞いてみてください。
Q:千円札と100円玉ってどこが発行してるか知ってる?
大人なら答えられるはずです!
(こっそりこれを覗いてる大人はこれからこっそりと覚えましょうね!!)
それでは、正解を発表します♬
A:みんなが千円札の方が100円玉より高いって教えられて、それを信じてるから。
え?何それっ?
て思うかもしれませんが、本当にただそれだけです。
ちなみに千円札や一万円札などのお札は「日本銀行(あだ名:日銀)」が発行した「日本銀行券」というもので、10円玉や100円玉などは「日本政府」が発行した「硬貨(=コイン)」です。
話を戻しますが、 千円札の方がなぜ100円玉より高いのか?の答えが
「みんなが信じてるから」
というのはどういうことなのか。
それには「お金」の歴史を少し振りかえってみる必要があります。
次回 「お金の歴史」 へ続く
「お金」とは「みんなが信じてるもの」